これまで、民主主義文学運動の批評活動の活性化と充実を目的に1998年4月に発足した「批評研究会」(発足当初の名称は「批評を考える会」)は、批評の書き手を中心に創作の書き手や読者の自由な参加も得て、互いの理解と研鑽をはかりながら、多様なテーマと形式をとりいれ持続的に開催してきました。
第26大会期より新たに、「創造・批評理論研究会」としてスタートし、創造・批評の更なる発展をめざして、理論研究を深めていくこととしました。
戦後の民主主義文学運動発足当時に、宮本百合子は「両輪」(『新日本文学』1948年3月号)という評論で、「創作活動と理論活動は、民主主義文学運動において車の両輪である」と述べています。創造・批評の力量を高める研究の場ですので、どなたもふるってご参加ください。
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