第20回大会以降に発表した声明、アピール |
【声明】 「九条の会」アピールにこたえ、憲法・九条改悪反対の声と行動を 九条を中心に日本国憲法を改定しようという動きがかつてなく強まっているいま、これに反対する井上ひさし、梅原猛、大江健三郎、奥平康弘、小田実、加藤周一、澤地久枝、鶴見俊輔、三木睦子の九氏による「九条の会」の発足が告げられた。「九条の会」はそのアピールで、改憲を主張する意図が日本をアメリカに従って「戦争をする国」に変えることにあると指摘し、教育基本法の改悪をふくめて、国の在り方を根本的に転換して軍事優先の国家へ向かう道を歩むものだと、きびしく批判している。 アピールはまた、イラクの軍事占領がもたらしている泥沼状態は、紛争の武力による解決の非現実性を日々明らかにするものだとし、あらためて九条を外交の基本にすえ、世界史の流れに自主性を発揮して現実的にかかわっていくことを求めている。そして、平和を求める世界の市民と手をつなぐために、あらためて憲法九条を激動する世界に輝かせよう、主権者として九条をもつ日本国憲法を自分のものとして選び直し、日々を行使していこう、憲法を守るという一点で手をつなぎ、改憲の企てを阻むためにあらゆる努力を今すぐ始めよう、と訴えている。 私たち日本民主主義文学会は、この呼びかけに心から賛同し、憲法の改悪を許さないために、書く者としての誇りと自覚をもって全力を尽くしたいと考える。 全国各地の会員、『民主文学』読者の皆さん、ならびに文学会支部が、憲法・九条改悪反対の声をあげ、心ある多くの人びととともに多様多彩な行動に立ちあがるよう、真心こめて呼びかけるものである。 2004年6月27日 日本民主主義文学会第三回幹事会 |
草の根からのたたかいを 「九条の会」アピールに賛同して (宮寺清一) 参考リンク : 「九条の会」ホームページ |
日本民主主義文学会
【声明】 自衛隊のイラク派兵に反対する
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