内閣総理大臣 福田康夫 殿
自由民主党 御中
公明党   御中

新テロ特措法案の採決強行に抗議し、廃案を強く求める

 自民・公明両党は衆議院本会議で、新テロ特措法案の採決を強行した。自衛隊のインド洋での給油活動の全容はいまだに解明されず、日本の油がアフガニスタン国民の虐殺やイラク戦争に使われていたという疑惑も曖昧なままである。また、守屋武昌前事務次官をめぐる防衛利権の究明がこれからというときに、野党の徹底審議要求に背を向け、福田首相の訪米土産のために採決を強行するなどもってのほかである。
 私たちは、怒りをこめて採決強行の暴挙に抗議するとともに、アメリカのアフガンへの戦争支援の法律である本法案を直ちに廃案にするよう強く求めるものである。

       2007年11月14日

日本民主主義文学会常任幹事会  

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