民主文学自選叢書 |
文学の森 | 百合子は旧ソ連をどう見ていたか、ジイドと対比する初評論を掲載。70人超の作家の名作案内。 | 秋元 有子 1500円 |
開拓の子 | 飛騨と美濃の山里に貧しくも逞しく暮らす一家の物語。やがて紡績工場に働く少女の揺れる心。 |
丹羽あさみ 1600円 |
夏めぐりて | 旧満州の首都新京での様ざまな経験から、日本人がかつてこの地でしたことに気づいていく。 | 箭内 登 1700円 |
スネア・ドラム | レッドパージの吹き荒れるなか、共産党組織再建に挑む青春を誠実に描き出した短編集。 | 山田 郁子 1500円 |
べったら市 | 戦争と社会の急激な変化に揺さぶられた下町の染物職人とその家族。世代を越えて母娘に贈る。 | 稲葉喜久子 1500円 |
海岸隧道 | 企業の論理に抗し人間としてのまっとうな生き方を模索する若い研究者群像を短編8作に収録。 |
風見梢太郎 1500円 |
斑 雪 | 民主医療機関で働く女主人公に加わる不況合理化の波と姑介護の過重生活は現代社会を反映。 | 青木 陽子 1800円 |
虎落笛 | 家族の絆を横糸に戦争や貧しさに翻弄される姿を民主文学の新鋭が皓皓と書き上げた話題7編。 | 能島 龍三 1500円 |
女たちの時間 | 民間放送局に働く中高年女性の生きがいと差別の表題作とダイオキシン公害に悩む清掃局員像。 |
大浦ふみ子 1500円 |
最初の選択 | JRの職場に起きる国労組合員の闘いと妥協の心理を骨太に表出。総評文学賞受賞作など7編。 | 唐島 純三 2000円 |
雷 鳴 | 企業の横暴とたたかう労働者群像を日常生活の機微に織りまぜた短編作品は新しい文学を示唆。 | 宮寺 清一 1600円 |
家族の小径 | 大揺れしている大銀行。そこに共働きする女子行員に起きる夫婦、嫁姑の葛藤を描いた長編。 | 山形 暁子 2500円 |
発行:日本民主主義文学会 発売:東銀座出版社 |
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