「り。」 青木陽子 ZOOMの会議をしていたら、違和感のある音がして、関東圏の人たちの動きがおかしい。地震だ! 「新しい街」 風見梢太郎 広大な敷地を持つ研究所や試験期間の建物が並ぶ新しい街が、荒野の中に忽然と出現した。 「九条の碑」 たなかもとじ 瀬川春香と母の亜紀子は、「仙台空襲展」の宣伝活動に参加していた。そこで老教師の武田に声をかけられた。 「風雪五十年」 仙洞田一彦 団地の集会室で行われる忘年会で、突然、「私を覚えていないですか」と永福から声をかけられた。