■ 2020年5月号 作品紹介 ■ |
「ヨブが見た空」秋吉知弘 安保法制反対のデモに参加するようになった僕だが、劣等感のかたまりだった。あるとき街頭で署名を求められた。 「三日月」満吉栄吉 定時制高校に通いながら喫茶店で働く明美は、辛い生活の仲で人生の希望とは何かを考えていた。 「ガレ場の蝶」高橋篤子 勇人は教員生活最後の卒業生と偶然再会した。活発だった彼女はかつてのような溌剌さを感じさせなかった。 「陸のカモメ」北原耕也 津波にさらわれ行方不明になった友。彼のことを考えながらあてのない旅をしている主人公はとある岬に車を止めた…。 |
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