2020年3月号 作品紹介

     
 


「光射す海域へ」空猫時也
 心を病み始めていたわたしは、暗い深海の底を這いずる魚に成り果てていた。

「マア君とクマ」秋元いずみ
 授業中に立ち歩くマア君。優太は遊ぼうと言われてもつれない態度をとってしまう…。

「声と鼓動」渡部唯生
 国会前の抗議行動に加わる球は、ドラムを叩きながら歴史の流れに思いをはせていた。

「マイホーム」野川環
 泥のように眠っていた彰は、しつこいインターホンの音に目を覚ましたが…。

 
       

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