■ 2017年4月号 作品紹介 ■ |
「争議生活者」(前編)田島一 『時の行路』完結編 俺たちには、私的生活も退路もない。現代の「争議生活者」だ! 「裁判官忌避」を申し立てた後、一年を経て審理が再開されようとしているとき、洋介は、乳がんで治療中の妻が倒れたとの知らせを受け郷里の八戸に帰省する。 「ダブルステッチ」かなれ佳織 「課長代理!」幹部候補として本社から異動してきた大河内彩は小代子を呼んだ。 「予感」風見梢太郎 レビー小体型認知症の薬が効かなくなった職場の先輩片倉は、食欲をなくし体重は四十キロを切ってしまった。 |
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