2015年5月号 作品紹介


     
 
 「柵」 竹之内宏悠
   書記長の孝広は、正規・非正規労働者を分ける柵、見えないブラックな柵に闘いを挑む。

 「罐を焚く」 浜比寸志
   国鉄の機関助士をしている勲の職場では、社会党一党支持の締め付けが強まっていた。

 「六年生の自画像」 栗木絵美
   瑞枝が担任しているクラスのゆかりは、教室の中では目立たない生徒だった。

 「秋の知らせ」 山形暁子
   私は、幼い子どもを抱えて二つの係長を兼務していたが、課長も休職になって……
   
 
       

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