手塚英孝賞
 

第6回 手塚英孝賞発表


三浦光則 『小林多喜二と宮本百合子』 に
 受賞者・受賞作

三浦光則(みうら・みつのり  1948年生まれ。東京都大田区在住。民主文学会会員 多喜二・百合子研究会会員)
 『小林多喜二と宮本百合子』(2009年3月25日、民主文学会発行、光陽出版社発売)
 

 受賞のことば
三浦光則 
 人生の節目の時に、これまで書き綴ってきた文章を、「民主文学館」の一冊として出していただいたのが本書でした。ですから、受賞の知らせをいただいたときは、喜びというより戸惑いの気持ちの方が強かったのが正直のところでした。まして、敬愛する手塚英孝さんの名前を冠した賞ですからなおさらのことです。
 手塚さんに初めてお会いしたのは、小林多喜二についての拙い卒業論文を書いて、大学を卒業したばかりの頃でした。それ以来多喜二・百合子研究会の中で多くのことを学んだことを、手塚さんの柔和な笑顔と共に改めて思い起こします。同時に若かった私に、多喜二研究の残された課題についてそれとなく伝えようとされていたことに今になって思い当たるのです。ですから、手塚さんがその柔和な顔を引き締められて「受賞を機にもっとしっかり仕事しないといけませんよ」とおっしゃっているような気がしてなりません。
 

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