2008年1月12日、日本民主主義文学会は、内閣総理大臣、自民党、公明党にたいし「新テロ特措法案の再議決強行に抗議する」抗議文を送りました。
新テロ特措法案の再議決強行に抗議する
 自民・公明両党は、参議院で否決された「新テロ特措法案」を、衆議院における再議決強行により成立させた。私たちはかねてから、「米軍の軍事行動を支援する法律をあえて成立させようとする政府与党の態度は、日本国憲法の平和原則から逸脱したものであり、なおかつ、参議院で否決された場合に衆議院での再議決をねらうことは、参議院選挙によってしめされた民意に対して、まっこうから挑戦するもの」として、本法案の廃案を強く求めてきた。文学にたずさわる私たちは、法案に反対する人が増えてきている、ごく最近の世論調査による実態も無視した数の力による暴挙に対して、民意にさからう政治には必ず厳しい審判が下るであろうことを指摘し、怒りをこめて抗議するものである。
        2008年1月12日
日本民主主義文学会常任幹事会  


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