2012年4月号 創作小説紹介


     
 
「雪が来る前に」  能島龍三
 会社を二度辞めて、家にひきこもっていた隆宏は、区議会議員をしている幼馴染から被災地へのボランティアに行かないかと誘われる。

「今日の日は――」  工藤威
 団地で反原発の集会が開かれるが…。

「夕陽の中の父」  見田千恵子
 「満州」で父の姿が今も浮かぶ。

「響け この音」  小笠原栄治
 津波で楽器は流されてしまったが…。

「やさしい声」  秋元いずみ
 子どもを抱いて新幹線に乗ったが…。
 
       

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